トータルサロンIBCが提携しているクリニック、[横浜サンクリニック] では、本来医師が行うべき施術であるアートメイクを導入。安心・安全に施術を受けるには、誰が見ても美しいとされる顔のプロポーションを考えた、デザインや技術が求められます。任せられる施術は美容外科クリニックで、そしてアートメイクの第一人者である [赤羽根優子氏] が監修をすることで、より完成度の高いハイクオリティでワンランク上の美のプロデュースが可能になります。

赤羽根(以下/赤): 今日はよろしくお願いします。
呉院長(以下/呉): 私でお役にたてるのであれば、何でもお答えしますよ。
赤: はい、お聞きしたいことは山のようにあります。(笑)まずは、アートメイクの将来について、先生のお考えを伺いたいのですが・・・
呉: そうですねぇ、正直、結構厳しい時代に入ってきている印象ですね。
赤: 私が代表を務める、バイオタッチジャパンでは『パラメディカル』といって、日本で初めてアートメイクを医療補助に応用した技術者を養成するためのスクール展開をしているのですが、ここ数年は、そういった医療補助的な方向性を求める受講者が増えています。
先生はこの医療と美容の関係性、または共存スタイルをどうお考えですか?
呉: 近年、皮膚移植など、再建外科の技術が向上してきているとはいっても、『色』でカモフラージュという点では、アートメイクに頼らざるを得ない分野もあることを実感しています。
例えば乳がんの摘出手術で乳房を失い、乳首や乳輪を再建しても瘢痕が残りますよね、
その境目にできた瘢痕にアートメイクを入れて、微妙なグラデーションでぼかすことは、
より本物に近いカモフラージュができて、効果があるものなんです。
そういう点ひとつ取り上げても、アートメイクの貢献度は高く、医療の分野ともうまく共存できると思っています。
赤: そうですね、パラメディカルの先進国であるアメリカでは、肌色でのカモフラージュや、乳輪や乳頭の需要もかなり多いようです。 バイオタッチジャパンにも、ご相談の電話は何件かありました。
テクニックはともかくとして、その人の肌の色に合わせたブレンドや、
それに退色後の色の変化まで考えて調合するのは結構苦労しますね。
呉: 苦労はね、ウチも同じですよ。
美容外科っていうのは、容姿を自由自在に変えてくれる魔法使いのように思われることがあるんですよ。そんなことは無いんですけどね(笑)
肌色のカモフラージュと同様に、美容外科処置で限界を感じるのは、スキンテクスチャーを替えること。
これは、夏ミカンを桃に替えるのが難しいと表現すればイメージしやすいでしょうか。
赤: クリニックで行うメディカルエステの分野では、改善が可能かとも思いましたが、限界があるものなんですね。
呉: 美容外科とタイアップしている一般的なものとして、エステは当たり前のようになってきているでしょう。美容外科で目を二重にしたり、鼻を高くしてもきれいにならない人がいるのは事実で、だとしたら、そのような人はどうしたらいいのかっていうと、当然肌がきれいであることが条件の一つだと思うんですよ。それと同時に、眉の形や色がどうなのか、メイクアップ的センスも大きく関与します。かといって、美容外科でメイクアップの指導までできるところはそんなにない。
患者様に対して、広い概念で美しさを提供すること、つまり総合プロデュースが出来れば、満足度がアップして、極端なオペに走らなくて済むって僕は思うんですよ。
赤: 先生は、患者様寄りのお考えをお持ちなのですね。儲けることを優先するのではなく、いかにしてその人のニーズ・ウォンツに応えていくかという姿勢が、安心感につながって、とても信頼できるドクターだと思います。やはり、私達が目指してきた着地点は間違いではなかった気がして、勇気を頂きました。
呉: 実は、美容外科に来る人って、心のゆがみを持っている人が少なくないんです。本当は、その人が出し切れていない魅力を顕在化して、引き出してあげるアプローチを優先したほうがいいケースもある。
ところが、利益重視のクリニックでは、高額なオペを推奨するなど、心に寄り添えない医師がいることは残念だなぁ~と感じますね。
これからの美容医療は、患者様(お客様)のニーズにきめ細やかに応えること、さらに痒いところに手が届くようなプレゼンテーションが必要な時代にきている。そのためにも、それぞれが得意とする知識とテクニックで、総合プロデュースができるコラボレーションが理想的といえると思いますよ。
赤: 本日は先生にお話が伺えて本当によかったです。これからは、アートメイクが医療の分野でメディカルタトゥとして活用されていくことが私達の願いであり、またそれに賛同してくれる技術者が増えていくことに、全面的に協力していきたいと思っております。
これからもよろしくお願いいたします。今日は本当にありがとうございました。